
豚肉は、日本人の食事にとって必要不可欠な身近な食材です。焼肉、しゃぶしゃぶ、炒め物、煮物など、食べ方はさまざま。洋食、和食、韓国料理など色々な使い方があり、色々な食材と合わせる料理がたくさん存在します。スーパーに行けば値段も手頃に入手できて、部位によっても合うレシピが違ったり、飽きることなく楽しめますね。
この記事では、豚肉の基礎知識に加え、豚ばら肉のレシピ、豚ロース肉のレシピ、豚もも肉のレシピのカテゴリに分けて紹介しています。たくさんあるレシピの中から、特に人気のあるレシピを紹介しているので、ぜひ毎日の料理に取り入れてみてくださいね。
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●豚肉の栄養素について
豚肉の栄養素で最も注目したいのが、ビタミンB1です。
ビタミンB1には、米などの炭水化物をエネルギーに変換する物質で、体の疲労を予防したり、回復する効果があります。ビタミンB1が欠乏すると、脳や神経に支障をきたすことがあります。夏場は特に暑いからと、ジュースやアイアス、くだものを食べて糖質が多くなるので、それらをエネルギーに変えるためには、ビタミンB1が必要になるのです。夏バテ予防に豚肉を食べようというのは、この理由からなんですね。
牛肉の赤身部分や鶏肉のささみもタンパク質を含み、低カロリーですが、豚肉は、全ての食品の中でも、ビタミンB1が多い食材なので、ぜひ覚えておきましょう。また、豚肉は質の良いタンパク質が豊富なので、筋肉はもちろん、内蔵や皮膚、髪の毛や爪をきれいに維持する働きもあります。豚肉は、体に必要な食べ物ということですね。
●豚肉ダイエットについて
ダイエットと肉は残念ながら、相反するものと考える人も多いかもしれませんが、豚肉は、ダイエットをしていても安心して食べてもらいたい食材です。
疲労回復に役立つビタミンB1と筋肉を維持するタンパク質が豊富なので、健康的に痩せられるからです。さらに他の食材と合わせて料理したものを食べると、効果がアップします。にんにくには、アリシンという成分がビタミンB1の持続作用があり、キムチには、脂肪燃焼と整腸作用があります。
また、トマトと豚肉を一緒に食べると、脂肪燃焼や抗酸化の作用が期待できます。他にも酸味のある食材と豚肉を合わせると、疲労回復効果が増すなど、様々な食材と豚肉の料理でダイエットができるので、このあとに紹介する、簡単に作れる豚肉レシピを参考にぜひ作って食べてみましょう。
豚ばら肉のダイエットレシピ
■甘辛みその豚バラ大根

最初におすすめする豚肉のダイエットレシピは「甘辛みその豚バラ大根」。
15分で作れる豚と大根の煮物の作り方。生姜の千切りと皮をむいて乱切りにした大根を用意します。フライパンでごま油を熱し、切った豚バラ肉を炒めます。大根を加えて炒めた後、生姜や味噌などの調味料を加えて煮詰めたらデイ上がりです。白ごまと小口切りにした万能ネギを散らすと、見た目が鮮やかになります。使う味噌の味によって、醤油や砂糖の量は調整しましょう。
簡単・節約♡テリテリ甘辛みその豚バラ大根 レシピ・作り方
- 材料
- (4人分)大根中1/3本豚バラ肉150gゴマ油大さじ1醤油・みりん・砂糖大さじ1と1/2みそ大さじ1ショウガ1/2カケ顆粒だし小さじ1
■たけのこと豚バラ肉の旨煮

2番目におすすめする豚肉のダイエットレシピは「たけのこと豚バラ肉の旨煮」。
ご飯に合う味、豚とたけのこの旨煮のレシピです。茹でてあるたけのこを、一口大に切って、調味料と一緒に煮込みます。たけのこに色が付き、味がしみてきてから豚バラ肉を加え、全体に汁が回るようにしながら、さらに5分ほど煮詰めます。盛り付けて、木の芽を叩いて香りをアップしてから飾ると出来上がりです。細かく刻んで、おにぎりに混ぜても楽しめます。
春だね!たけのこと豚バラ肉の旨煮 レシピ・作り方
- 材料
- (4人分)ゆでたけのこ600g豚バラ肉100g水200ccだしの素小さじ1しょう油大さじ3砂糖大さじ3みりん大さじ2木の芽適量
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■茄子と豚肉の味噌炒め

続いておすすめの豚肉のダイエットレシピは「茄子と豚肉の味噌炒め」。
トロトロ茄子と豚肉の炒め物の作り方。水を入れたボウルに乱切りにした茄子を入れ、アクを抜きます。フライパンに油とにんにくを入れて加熱し、香りが出てきたら、豚バラ肉を入れて炒めます。肉がほぐれてきたら、茄子も入れます。味噌や砂糖を別な小さいボウルであわせて調味液を作り、茄子と肉に火が通ったら絡めて完成です。茄子は蓋をして蒸すと早く火が通ります。
めちゃめちゃゴハンがすすむ!茄子と豚肉の味噌炒め レシピ・作り方
- 材料
- (2人分)茄子3~4本豚バラ肉100~150g味噌大さじ2砂糖小さじ2みりん小さじ2にんにく少々油適量