
豚バラ肉は、ほどよい脂身と調理のしやすさから、様々な料理に使われる食材。
煮る・焼く・蒸す・茹でるなどのいろいろな調理ができる上、どんな食材と合わせてもおいしいので、毎日の献立に欠かせないですよね。薄切りだけではなく、かたまり肉としても料理に用いられることもあり、豚の角煮は代表格のお料理。
この記事では、豚バラの基礎知識に加え、豚バラのおかずレシピ、 煮物レシピ、 蒸し料理レシピ、 ごはん・パスタレシピのカテゴリに分けて紹介しています。たくさんあるレシピの中から、特に人気のあるレシピを紹介しているので、ぜひ毎日の料理に取り入れてみてくださいね。
豚バラについて
豚バラ肉は、ブタの腹側の部分で、あばら骨の周りの肉の部位。脂身が多く、コクのある味が特徴です。脂肪分が多いので、比較的柔らかいお肉。
皮・赤身・脂身の3層になっているところから、三枚肉とも呼ばれています。おなじみのベーコンはこの部位で作られているんですよ。ちなみに、骨付きのバラ肉がスペアリブです。
様々な料理に使えるお肉で、薄切り肉では、炒め物やしゃぶしゃぶ、肉じゃがにも合います。薄切り肉で野菜を芯にして巻いて作る肉巻きは、子供に喜ばれるおかずですよね。かたまり肉では、角煮・酢豚・シチュー・チャーシューなどによく使われます。
豚バラの調理法について
豚バラ肉の調理のポイントについてご紹介。
肉は、置いておくとドリップ(肉汁)と呼ばれる水分がでてくるので、クッキングペーパーでしっかりふき取ってから調理していきます。こうすることで、肉の臭みがとれ、おいしく調理できます。
また、豚バラ肉のかたまり肉は、脂身がたっぷり付いていることがあります。脂っぽくなりすぎないように余分な脂身は取り除いてから使いましょう。塩・こしょうをして長い時間置いておくと水分が出てきて硬くなるので、下味は調理の直前に。
かたまり肉をゆでる場合は、火が通りにくいので、水からゆでます。臭み消しに酒・しょうが・ネギの青い部分を一緒に入れ、沸騰したら弱火でじっくり火を通すと固くなりにくくなりますよ。
豚バラのおかずレシピ
■豚バラとアスパラの肉巻き

最初におすすめする豚バラレシピは「豚バラとアスパラの肉巻き」。
ぶた豚バラレシピ王道の豚バラとアスパラの肉巻きレシピ。アスパラの下ゆでなしOKなので、簡単に作れちゃいますよ。
アスパラを豚バラで巻いてフライパンで焼き目をつけた後、酒を入れてふたをして蒸し焼きにするだけ。蒸し焼きにすることで、中のアスパラまで火が通ります。味付けは甘めなので、子供も喜ぶこと間違いナシ。
豚バラとアスパラの肉巻き☆
- 材料
- (3人分):豚バラ薄切り肉(バラが旨味があっておいしいです)250〜300㌘ アスパラガス2束 酒50㏄ 塩コショー適量 ●しょうゆ大さじ2 ●さとう大さじ2 ●みりん 大さじ2
■豚バラとにらモヤシのとろみ炒め♪

2番目におすすめする豚バラレシピは「豚バラとにらモヤシのとろみ炒め♪」。
手軽に手に入る食材、豚バラ・もやし・ニラを使ったレシピです。
全部の具材を火が通りやすいように切って炒めたら、片栗粉が入ったとろみたれを入れてとろーりとさせたら出来上がり。具材から出たエキスを、とろみで全て絡めるので、美味しい部分を残さず食べられます。ご飯と旨味たっぷりのあんがたまらない一品。簡単なのにおいしいと大人気のメニュー。
豚バラとにらモヤシのとろみ炒め♪
- 材料
- (約3人分):豚バラ薄切り100g ニンジン1/2本 しいたけ(シメジ・きくらげ等でも)5枚 モヤシ1袋 にら1わ 土生姜(みじん切り)1かけ分 ○水150cc ○鶏ガラスープの素小さじ1 ○オイスターソース 大さじ1 ○酒大さじ1 ○塩・コショウ各少々 ○片栗粉 大さじ1
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■卵の豚バラ巻き

3番目におすすめする豚バラレシピは「卵の豚バラ巻き」。
ゆで卵を豚バラで巻いた簡単レシピ。香ばしいニンニク&甘辛醤油の香りが食欲をそそる一品です。
ゆで卵に豚バラを巻くときは、肉を切らずに2枚で一個の卵を巻きましょう。ちょっと引っ張りながら巻くとキレイに巻けます。フライパンで転がしながら焼いて、おろしにんにく入り調味料を絡めたら完成。冷めても美味しいので、お弁当にもぴったり。
卵の豚バラ巻き☆お弁当にも
- 材料
- (4人分):ゆで卵4個 豚バラ250g ■ 調味料 砂糖大さじ1 濃口しょうゆ 大さじ1 味醂 大さじ1 にんにく(すりおろし)チューブでも1かけ サラダ油(炒め用)小さじ1