
丼とは、ご飯とおかずを一つの皿に盛った料理のことを指します。日本では、昔は主食であるご飯とおかずが別々に配膳されるのが普通でした。しかし江戸時代頃から、鰻丼や天丼を皮切りに、人々に親しまれるようになり徐々に広まっていたそうです。今では、色んなパターンで楽しむことができる料理であり、旬菜具材を使って様々な食べ方ができます。
この記事では、丼の基礎知識に加え、鶏肉、豚肉、牛肉、海鮮、天丼、肉なしにカテゴリを分けて紹介しています。たくさんあるレシピの中から、特に人気のあるレシピを紹介しているので、ぜひ毎日の料理に取り入れてみてくださいね。
目次
丼の歴史について
丼の起源は、2つ説があります。室町時代に上流階級で流行った汁かけご飯の芳飯という説や、江戸時代に一杯盛り切りの慳貪屋で使われた器の慳貪振り鉢が略され、どんぶり鉢になったという説の2つです。ご飯に具をのせる現代と同じスタイルの「丼」が多くの人に食べられるようになったのは、江戸時代後期の文化文政年間と言われています。町人の文化が徐々に華やかになっていく中で、うな丼が誕生し、このうな丼を皮切りに天丼が食べられるようになったそうです。
今では普通に食べられているカツ丼も、明治文化の文明開化により肉が食べられるようになったことがきっかけで生まれました。日本で作られた丼もあれば、海外で発祥して日本で食べられるようになった丼もあります。色んな種類があって面白いですね。
鶏肉を使った丼レシピ・作り方
■照り焼きチキン丼

お弁当にもぴったり!照り焼きチキン丼のレシピです。鶏もも肉を一口大に切り、片栗粉をまぶしておきます。フライパンに油を引き、こんがり両面焼いていきます。少し焦げ目がついたら、醤油・砂糖・酒・みりんを加え、とろみがでるまで煮詰め、絡めたら完成です!ご飯の上にのせて、トッピングにレタス・トマトを添えます。お弁当用には、少し味を濃い目にするといいかもしれません!
照り焼きチキン丼
- 材料
- (2人分)鶏もも肉 1枚 片栗粉 大さじ3○砂糖 大さじ2○お酒 大さじ2○みりん 大さじ2○しょうゆ 大さじ2 レタス 7枚 トマト2個 味付きのり 7枚 マヨネーズ お好きな量■ 白いごはん
■簡単 鶏そぼろ丼

誰でも簡単!お弁当にもランチにも!鳥そぼろ丼のレシピです。卵をとき、砂糖・牛乳を加え、フライパンで炒めます。卵がパラパラになるコツは、菜箸を2セット使うとより細かい炒り卵ができますよ!次に、フライパンに鳥ひき肉をいれ、半分くらい火が通ったら、砂糖・醤油・みりん・酒・しょうがをいれて炒めていきます。汁気がなくなるまで炒めたら、ご飯の上に炒り卵と半分ずつのせたら完成です。
簡単鶏そぼろ丼
- 材料
- (4人分)★鶏のひき肉200g しょうゆ大2 砂糖大2 粉末生姜少々 酒・みりん各大1★たまご3個 砂糖大2 牛乳大1 サラダ油少々
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■鶏ムネ肉と豆腐の超ヘルシーつみれ丼

ダイエット中でもがっつり食べられる!鶏ムネ肉と豆腐の超ヘルシーつみれ丼のレシピです。鶏胸ミンチと豆腐を混ぜて、調味料も加えて混ぜておきます。みじん切りにした野菜も加え、しっかり混ぜ合わせたら、手でまとめて形にしていきます。フライパンに油を引き、両面焼いていきます。一旦焼けたつみれを取り出し、調味料を全て入れ煮立たせ、つみれをもどし絡めたら完成です!
鶏ムネ肉と豆腐の超ヘルシーつみれ丼
- 材料
- (3~4人分)鶏ムネ肉1枚 豆腐100g◇おろししょうが(チューブでも)1かけ分◇しょうゆ小1◇片栗粉小2◇塩ひとつまみにんじん(あれば)1/4本 ブロッコリーの芯(あれば)3cmくらい 青ねぎ4~5本●水50cc●しょうゆ、みりん大2●砂糖、酒大1●おろししょうが少々●かつお節小袋1/2パックわさび菜(他の葉野菜でOK)数枚