
日本人の主食であるご飯は毎日炊く家庭も多いですが、おかずの内容やその日の気分で残ったり、家族の誰かが急な外食になったりと色々な理由で出来ていくのが残りご飯。ぴったりの量を炊くのは難しいものです。
そんな残りご飯の消費方法が炒飯や雑炊など決まったパターンに陥りがちでウンザリなんてことありますよね。
この記事では、残りご飯の基礎知識に加え、お米料理、おかず、おやつにカテゴリを分けて紹介しています。たくさんあるレシピの中から、特に人気のあるレシピを紹介しているので、ぜひ毎日の料理に取り入れてみてくださいね。
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残りご飯の保存方法について
残りご飯をおいしく保存するポイントは主成分であるでんぷんの水分が抜けてパサパサになる老化を防ぐことです。
残りご飯が出来た時にしてしまいがちな炊飯器での保温。炊飯器での保温は熱を加え続けることででんぷんが糊のようになりアミノ酸と糖が反応し黄ばんで食感も悪くなります。おいしく保温する機能がある機種もありますが、6時間位が限界で経済的ではありません。
器に入れラップして冷蔵庫に入れる保存方法も、でんぷんの老化を進行させる0℃~3℃の温度にあてはまるので明らかに食感が悪くなります。
そこで一番おすすめしたい残りご飯の保存方法はラップで包んで冷凍保存する方法です。
炊きたてを水分ごと包んで0℃以下で保存すれば老化を防ぐことができます。
また、1膳分ずつ包み、レンジで温める時に偏りを作らないように平らにするなど工夫すれば、なお良いです。
残りご飯でお米料理レシピ
■ツナとブロッコリーのチーズリゾット

最初におすすめする残りご飯リメイクレシピは「ツナとブロッコリーのチーズリゾット」。ブロッコリーの食感がアクセントのチーズリゾットのレシピです。
作り方はカットした玉ねぎとブロッコリーをフライパンで炒めます。
塩と白ワイン、コンソメスープとツナと残りご飯を入れて煮ます。
とろけるチーズを入れ木べらで混ぜて滑らかになったら出来上がり。
あれば2種類のチーズを入れることで簡単にコクと深みがでます。お好みで粉チーズと黒コショウをふって。
とろける!ツナとブロッコリーのチーズリゾット
- 材料
- (1人前) ごはん150g ツナ缶1缶 ブロッコリー1/4株 玉ねぎ (小)1/2個 とろけるチーズ (色んな種類)2枚 オリーブオイル大さじ1 コンソメスープ200ml 白ワイン大さじ1 塩少々 粉チーズ少々 黒こしょう少々
■半熟玉子ドリア

2番目におすすめする残りご飯リメイクレシピは「半熟玉子ドリア」。ひとりのランチにもオーブンで簡単にできるあつあつドリアのレシピです。
作り方は耐熱容器に調味料を混ぜた残りご飯を入れ、真ん中にくぼみを作って卵を割り入れます。
とろけるチーズをのせて、マヨネーズをかけオーブンで表面に焦げ目がつくまで焼けば出来上がり。
醤油の香ばしい香りが食欲をそそります。焼きすぎず、卵を半熟に仕上げるのがポイントです。
ひとりランチ★朝食に★あっという間で半熟玉子ドリア
- 材料
- (1人分)ご飯茶碗1杯分◎マヨネーズ大さじ1/2~1◎醤油小さじ1~2◎塩コショウ少々卵1個とろけるチーズ1枚マヨネーズ適量
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■お家できりたんぽ

3番目におすすめする残りご飯リメイクレシピは「お家できりたんぽ」。秋田の郷土料理、きりたんぽも家にある材料で簡単に出来てしまいます。
作り方は温めた残りご飯に片栗粉と塩を加えすりこぎで粗めに潰します。
手で形を整えテフロン加工のフライパンで油をひかずに焦げ目がつくまで焼けば完成。
テフロン加工のフライパンが無い場合は魚焼きグリルでも焼けます。
濡らした割りばしに生地を巻き付けて成形すると穴のあいたきりたんぽになります。