
手軽に食べられるどんぶりものの料理で、多くの人に好まれている牛丼。
1862年に、横浜入船町にある「伊勢熊」という居酒屋を営んでいた主人が牛の煮込みを売り出したのが始まりとされていて、当時は牛鍋と言われていました。手軽に食べられることから、明治生まれの日本のファストフードとも言われています。
牛鍋をご飯にぶっかけた「牛飯」から変化していき、現在の「吉野家」の創業者が「牛丼」と名付けて、現在の形になりました。
初めはみそ味が主流であったと言われていますが、現在では、牛肉と玉ねぎを甘辛い醤油味で煮込んでいるものが主流になっていますね。
今回は、そんな牛丼の調理法をはじめ、牛丼の定番・再現・アレンジレシピ、そして余った牛丼のリメイクレシピをカテゴリーごとに紹介します。
牛丼について
子どもから大人まで人気のどんぶり、牛丼。
甘辛いタレと牛肉と玉ねぎが食欲をそそり、どんどんご飯が進みますよね。
気軽に楽しむことのできるチェーン店の牛丼、こだわりの牛肉を使用した肉屋の牛丼、蕎麦屋など独自の出汁が自慢の牛丼、最近ではエスニック風や独自の味付けを打ち出した牛丼などいろいろなところで楽しむことができます。
家庭でも人気の定番メニューで、いろいろとアレンジも可能。栄養もしっかりとれるので、いろいろな調理法を知って、さまざまな牛丼を楽しんでみてください。
牛丼の調理法について
牛丼とは基本的に、薄切りの牛肉を使用し、牛肉と玉ねぎを醤油ベースのたれで煮込み、ご飯の上にぶっかけるスタイルの料理です。
だしやたれなどは、家庭やお店により異なっており、必ずこうでなくてはならないと言う決まりがなくアレンジがしやすいのも魅力。
最近では味付けに塩ダレを使用したり、味噌を利用したりすることもあり、牛肉を焼く調理法を採用したメニューなども多数あります。和食版ファーストフードと言われているだけあり、簡単に作ることができるので、いろいろとマスターしておきたいですね。
牛丼の定番レシピ・作り方
■基本の牛丼

最初におすすめする牛丼レシピ・作り方は「基本の牛丼」。大人気の定番の味。
しっかり味でご飯が進むレシピです。
肉は薄切りを使用しており、節約レシピでもあります。火の通りも早いので、時間も短縮でき、急いでいる時にも最適です。出来上がってから一度さませば、味が良く染みてより一層美味しく食べることができるので、作りおきで2度、3度と食べてもOK。お好みで紅ショウガを加えるとさっぱりとして食べやすくなります。
☆牛丼☆
- 材料
- (並4人分):牛 薄切り肉500g 玉ねぎ中1個 ●水500cc ●醤油大さじ4 ●酒大さじ3 ●砂糖大さじ3 ●みりん 大さじ2 ●顆粒和風だし 小さじ2 ●しょうが 適量
■お肉ふっくら柔らか牛丼

2番目におすすめする牛丼レシピ・作り方は「お肉ふっくら柔らか牛丼」。
5分の煮込み時間でもしっかりと味が染みて、お肉もふっくらの人気の簡単レシピです。
関西風のすき焼きが好きな作者さんが、関西風のすき焼きの味を参考に作ってみたところ、いつもより美味しくできたと言う1品。なるべく薄い肉を使用した方が柔らかく出来上がります。牛肉と玉葱は、だし汁を加える前に砂糖・調味料を絡める事が、煮込み時間を短縮しても美味しくできるポイントです。
お肉ふっくら柔らか◆牛丼◆
- 材料
- (3~4人分):牛薄切り肉300g 玉ねぎ1個 ◆砂糖◆大さじ2 ※醤油大さじ3 ※酒大さじ3 ※みりん 大さじ3 ※(お好みで おろし生姜)(小さじ1) ◎だし汁 1カップ
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■定番牛丼

次に紹介する牛丼レシピ・作り方は「定番牛丼」。
にんにくが食欲をそそり、簡単なのに美味しくできるレシピです。
吉野家風レシピを研究し、ワインとにんにくの使用率にこだわっています。牛肉は、弱火で火を通すことで硬くならず、パサつかずに美味しく仕上げることができます。玉ねぎは、最初にしっかりと炒めると軟らかめに仕上がるので、お好みで使い分けてもよいでしょう。
うちの定番!すぐ出来る絶品‼︎牛丼
- 材料
- (2人分):牛肉こま切れ150〜200g 玉ねぎ大1/2個 ★醤油大さじ1 ★白だし醤油大さじ1 ★みりん 大さじ3 ★ワイン(赤でも白でも) 大さじ3 ★水100ml ★生姜(すりおろし) 1/2かけ ★にんにく(すりおろし) 1/2かけ 温かいご飯2人分 紅生姜お好みで