
キャベツは愛知県や群馬県を中心に産地を変えながら、年間を通して流通するポピュラーな野菜です。ビタミンC、ビタミンUを豊富に含む栄養価の高いキャベツですが、いざ料理するとなると千切りにして他のおかずの付け合わせやサラダ、ロールキャベツなどマンネリに陥りがちです。値段が手頃で買いやすいものの、1玉買っても使い切れない、なんてことも多いのではないでしょうか。そこでこちらの記事ではキャベツの人気料理レシピをまとめました。サラダ・おかず・おつまみ・スープ・パスタの5つのカテゴリに分けて詳しく紹介しています。
キャベツの栄養素について
ビタミンCをはじめ「栄養の宝庫」ともいえるキャベツ。よく知られるとおり、ビタミンCには風邪予防や美肌に効果がありますが、大き目の葉3枚で大人の1日分のビタミンC摂取量をカバーできるというから驚きです。「キャベジン」とも呼ばれるビタミンUは、抗潰瘍作用があり、胃が弱っているときに効果的です。血液の凝固促進や骨の形成に効果があるビタミンK、妊婦さんの必須栄養素である葉酸、高血圧予防のカロチンも接種できます。抗がん作用、便秘の改善も期待できます。
さらに嬉しいのが、カロリーの低さ。丸々1個食べても約230kcalで、ご飯1杯分のカロリーに相当します。4分の1カットも食べればお腹いっぱいになるため、ご飯の代わりにキャベツに置き換えるダイエットも注目されています。
キャベツの調理法について
キャベツを購入するときは、ずっしり重く鮮やかなグリーンの葉のものを選びましょう。外側の葉は大きいので、ロールキャベツなどの巻き物に使うのに適しています。内側の葉は、柔らかく甘みが強く、生でも茹でても美味しく食べられます。芯は固いので捨ててしまいがちですが、実は栄養価が高い部分なので、薄切りしてぜひ食べたいものです。
栄養価を逃さず食べるには、生で食べるのが1番。ただし、長時間水につけておくと、水溶性のビタミンCが減ってしまうので注意が必要です。量をたくさん食べるには、煮たり炒めたり蒸したりしてかさを減らします。加熱調理することで甘みも増し一石二鳥です。シャキシャキした食感が楽しめ炒め料理のほか、最近ではシリコンスチーマーで蒸す方法も人気です。
キャベツのサラダレシピ
■キャベツとゆで卵のサラダ

はじめに紹介するキャベツレシピは「キャベツとゆで卵のサラダ」。つくれぽ6000件超え、キャベツの人気検索1位という大人気のサラダレシピです。ざく切りしたキャベツは生のままではなく、耐熱容器に入れてレンジで加熱するので、栄養価を損なわず、かさも減ってたくさん食べられます。材料はキャベツの他にゆで卵とハムだけ、材料を切って調味料と和えるだけなのでとっても簡単お手軽です。マヨネーズとにんにく、すりごまのこってり味がたまりません。
キャベツとゆで卵の❤激うま❤サラダ
- 材料
- (4人分): キャベツ大きめの葉6~7枚 ゆで卵3個 ハム4枚 ●塩小2分の1 ●しょうゆ小1 ●ごま油 大1 ●にんにくチューブ 3センチほど ●マヨネーズ大2 ●すりごま 大1
■キャベツとワカメのナムル風サラダ

2番目におすすめするキャベツレシピは「キャベツとワカメのナムル風サラダ」。材料はキャベツと乾燥わかめだけという、お手軽なサラダレシピです。キャベツは太めの千切りにしてレンジで加熱します。水で戻した乾燥わかめとキャベツに、ごま油・醤油・いりごま・塩を混ぜるだけで完成。短時間でできる簡単レシピなので、あと1品欲しい時に覚えておくと便利です。ごま油の風味がナムル風なので、もやしをプラスしたり、冷ややっこにのせたりしてもおいしいです。
キャベツとワカメのナムル風サラダ
- 材料
- (2人分): キャベツ3枚くらい 乾燥カットわかめ大1 ★美味しい塩少々 ★ごま油 大1 ★醤油小1くらい ★煎りゴマ好きなだけ
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■きゃべつのごまマヨサラダ

次に紹介するキャベツレシピは「きゃべつのごまマヨサラダ」。ベストセラーのレシピ本掲載多数の作者によるキャベツサラダのレシピです。キャベツはカットした後さっとゆで、水気をよく絞るのがポイントです。加熱は電子レンジでOK。スライスしたニンジンと合わせ、マヨネーズや酢、すりごまなどと和えれば完成の簡単レシピです。市販のドレッシング要らずの絶品ごまドレッシングのレシピをぜひお試しあれ。
☆きゃべつのごまマヨサラダ☆
- 材料
- きゃべつ1/4個(250g) にんじん1/3本 ■ ごまだれ ●マヨネーズ大さじ3 ●すりごま 大さじ3 ●酢大さじ1 ●砂糖大さじ1 ●醤油小さじ1/2